メランジェ Book Club 図書館長ブログ
メランジェBook Clubでは、数百冊のお茶関係の本を取り揃え閲覧していただいております。その中からお勧めの本を御紹介します。
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DATE: 2008/01/28(月)   CATEGORY: 中国茶関係
coyote
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スイッチパブリッシングが出す雑誌「COYOTE」。2007年末に発売されたこの号は、烏龍茶の特集でした。


サントリーの名誉茶師:松井陽吉氏の案内で作家の駒沢氏が取材したものです。あたかも自分で武夷山に行ったような気分にさえなる記事は、とてもお勧めです。

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ところで、この雑誌の表紙のおばあさん。どこかでみたような・・・。

そうなのです。オーナーのブログに乗っているおばあさん。
この雑誌の取材と前後して武夷山を訪問しているオーナーのデジカメにも収まっていました。
なんて奇遇な。

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シルバーについての本2冊
シルバーについての本を2冊紹介します。

食卓のアンティークシルバー

著者:大原千晴 南青山の「英国骨董おおはら」オーナー
出版社:文化出版局 初版 1999年 

シルバーの食器やカトラリーは、持っているだけで、眺めているだけで、豊かな気分になれます。

彫り込みの模様や透かし彫りの模様の優雅な美しさには見とれてしまうし、シルバーの色そのものの美しさにも目を奪われてしまいます。(目を奪われる。素敵な表現方法ですね。考えた人に一票)

特にアンティークシルバーは、それぞれの産地やデザイン、歴史的背景の違いから生まれる独自の美しさを持っています。たとえば一本のスプーンが、どこで生まれて長い長い間どこを旅をしてきて今ここにある、というオリジナルのストーリーを持ちあわせているなんて!心が惹かれます。

この本はさまざまなシルバーが種類別に(ティースプーン、ティーキャディー、果物皿など)紹介されていて、後半はシルバーが発達したイギリスの歴史的背景、シルバーの性質、ホールマークの読み方、ロンドンのマーケット探訪などで構成されています。
シルバーのあれこれを知るにはとても役立つ一冊です。

シルバー
本そのものが銀色に見えるほど写真が美しい本です。


English Silver Hallmarks

著者:Judith Banister
出版社:W.FOULSHAM&Co.LTD. 初版 1990年 

シルバー製品にはいくつかのマーク(ホールマーク)が打ち込まれています。そのマークによってそのシルバー製品の品質や製作者やアッセイ(合金のそれぞれの含有量を調べる試金をすること)を受けた年などがわかります。

この本は上記の大原千晴さんの本で紹介されているホールマークの解説書です。ホールマークが産地別や作者別やアルファベット別にまとめられていて、この本はイギリスの骨董銀器商の間で一般的に使われているものだそうです。

この解説書があればシルバー製品のマークが読み取れるというわけです。謎解きみたいに。

そしてそのマークたちのデザインがまたとても魅力的なのです。
ホールマークの解説だけでなく、文字や紋章のデザインのカタログとしても楽しめる一冊です。



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茶色と水色の組み合わせが好きです。


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1550年頃のデザイン。


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いかりのデザインも多いです。
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お茶の科学
お茶の科学

著者:山西貞 
裳華房 初版 1992年 

「科学」という目でお茶が解説されています。「科学」とは疎遠な私でも、同じテーマのものを違う「目」を借りて見てみると、難しいどころか、とてもすっきりしました。
ときに「科学」とは、ものごとをぱっきりと整理整頓する、清潔で正しくて、少し潔癖なところのある人を想像させますね。

またこの本にはわかりやすいイラストや図もたくさん盛り込まれているので、頭の中の「お茶」を整理するのにとても役に立ちました。





科学1




科学2

わかりやすさ抜群です


**山西貞情報**
10月7日(土)に山西貞先生をお招きするイベントがあります。詳しくはメランジェのホームページにて
http://www.melangee.com/info/event/ccc/ccc2006_09_11.html
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中国茶の魅力
新訂 中国茶の魅力

著者:谷本陽蔵 
柴田書店 初版 1990年 

茶の起源、喫茶の歴史→中国茶の種類・作り方→生産量・輸出量→おいしいいれ方、その他にも茶器や栄西の茶の話などあり、中国茶界をいろいろな角度で見 ることのできる本です。

歴史の年代別にお茶の事情についてもとても分かりやすく書かれています。歴史の中にあるお茶の風景を想像すると、わくわくして、ついついそこに行ってしまいたくなります。



巻末のお茶の世界史年表によると、、、、、

*卑弥呼が魏に使者を送っていた頃(239年)、中国では上流階級に飲茶が普及したり、三国志が始まったり

*龍井茶が発見された頃(1340年)、日本は南北朝時代で闘茶が流行していたり、ヨーロッパでは百年戦争が始まっていたり

、、、、、していたそうです。




それから明代末から清代初頭にかけての喫茶事情の参考として「茶疏」も載っています。23項目の(原文は24項目)の「飲茶のグットタイミング」につい ての詩文ですが、そのなかで私も共感する項目は次の通り。

*夜もふけてともに語る時 (お酒の時もありますが)

*読書作詩にあきた時 (作詩はしていませんが)

*うすぐもりでこぬか雨が降る時 (雨の日には部屋の中から雨を見ながらお茶をする。良い予定ですね)

*花を手入れし小鳥の世話をしている時 (小鳥は飼っていませんが)

*小さな橋のたもとに舟を停めている時 (舟の上でお茶がしてみたいです。良い、小さな橋は探しておきます)

その他の項目は本書にて!


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**谷本陽蔵先生情報**
9月30日(土)に谷本陽蔵先生と角山栄先生ををお招きするイベントがあります。詳しくはメランジェのホームページにて
http://www.melangee.com/info/event/ccc/ccc2006_08_05.html
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「こつ」の科学
「こつ」の科学
著者:杉田浩一(すぎたこういち) 
柴田書店 初版1980年
 料理をするときのこまごまとした「こつ」について書かれた本。1ページに1〜2項目くらいの細かさで「冷えた卵でマヨネーズをつくると、うまくいかないことがあるのはなぜでしょう?」「シュークリームの皮を焼き上げたとき、必ず天火の中でさますのはなぜでしょう?」などの疑問を次々と解決してくれます。
 なんとなく「素敵な奥さん像」が浮かび上がり、こんなふうに日々を丁寧に暮らしたくなります。
 また、1日1回適当にぱらぱらとめくって、1項目だけ読むのも楽しめる本です。
 つまり、どこから読んでもどこを読んでも面白いのです。



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こつ 裏 2

 ↑裏表紙がまたかわいいのです
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